キムタク持ち
マックの新作が出ますね〜(*^^*)
サムライマックシリーズ、
明日から発売だそうで
楽しみにしておりまふ💕
辛いのいこっかな~?
燻製ベーコンのいこっかな~?
や、ヤヴァイ・・・
寝ようと思ってたのが
楽しみで楽しみで、
もう脳内のアドレナリンが私を眠らせてくれない・・・(;´∀`)
と、いう訳で
眠れぬ夜の、妄想ストーリースタート!!
(≧∇≦)
タイトル : キムタク持ち
〜自由とはそして見栄とは!?〜
「マックの新作、食べに行かない?」
唐突に声をかけてきたのは、
同期の里人(りひと)君だ。
彼は情報通で、マクドナルド含めいろんな店舗情報を、誰よりも早く仕入れてくるので、
情報の波に乗れない私には何かとありがたい存在だ。
「行きたいです!」
…という訳で、
2人でマクドナルドに入店し、
里人君は新作の辛ダブチを、
私は同じく新作の白ダブチを
それぞれ注文し、
商品を受け取って席に着いた。
と、
そこで私は、向かいの席の男の子に
目が釘付けになった。
中学校の制服を着て、バーガーにかぶりついている。
胸の青バッヂは、地元の中学校の2年生なのだろう。
いや、釘付けになったのは制服じゃない、
その男の子のハンバーガーの持ち方だ。
人差し指と中指でバンズの外側を押さえ、
残りの指でバーガーの底側を支えている。
いや〜・・・
初めて実行してる人を、生で見た!
『キムタク持ち』ってヤツじゃあないですか!?
私と一緒に見ていた里人君が呟く。
「カッコつけてないで、持ちやすいように持って素直に食えばいいんだよ…」
ビクッ(・.・;)
中学2年生は周りの声に敏感らしく、
里人君の声が聞こえたようだ。
「い、いいじゃないですか!」
お、言い返してきたぞ・・・
「キムタクが持ってるから、ボクはこの持ち方をしてる訳じゃない!キムタクがこうするずっと前から、ボクはボク流の持ち方をしてる。それが『キムタク持ち』とかぶっちゃったんです」
「おお〜そうか。まあ、自由に持てばいいよ」
それからしばらくして、
マクドナルドの就任アンバサダーが、
キムタクから若手ミュージシャンのTake(タケ)に替わった。
「旨いぜビッグだぜ、マック!」
がマックCMでのTakeのキメ台詞だ。
そんなある日
「マック、また新作出たってよ♪」
里人君が、またマクドナルドへ誘ってくれた。
里人君は新作のてりたまマフィン、
私は同じく新作のてりたまチーズを
それぞれ注文し、
商品を受け取って
この前と同じ席に座った。
すると。
「旨いぜビッグだぜ〜ビッグだぜ〜」
という独り言を言いながら、
またもや向かいの席で、
あの中2少年がバーガーをパクついているじゃあないか!(´゚д゚`)
手はもちろんキムタク持・・・ちじゃない、
フツーに持っとる!!
なんやねんコイツ!
・・・・とは私の隣りにいた里人君も思ったようで、
「おおい!めちゃくちゃ流行りに流されてんな!?」
び、ビクッΣ(゚Д゚)
思春期中二病、
やはり里人君の声を聞き取った。
「ボクが先なんです!旨いぜビッグだぜ〜は、ボクが先駆者で、まさかCMでTakeが言い出すとは・・・」
さすがにキビシイ言い訳に、
里人君はもはや呆れ顔、
中2生は顔を真っ赤にさせた。
「す、スミマセン!だけどこれから・・・これからのボクを見ていて下さい。キムタク持ちを極める事に集中します。もう2度と流行りに惑わされたりしない・・・約束します!!」
そう言うと彼は、
ササッとバーガーを持つ手を『キムタク持ち』に持ち変えた。
・・・それから1週間ほど経っただろうか。
新作のてりたまチーズがことのほか美味しかったので、
また味わいたくなって、私はマクドナルドに一人で入店した。
「てりたまチーズセット」
注文していつもの席が空いてるかチェック、
そしてなんともなしに向かいの席もチェック(笑)、、、、
あ、れ??
あの男の子がいるじゃあないか。
しかも、今回はいつもと違う。
女の子連れだ!!(≧∇≦)
・・・やるな、少年!
そうして視線を少年の手元に落としたら・・・・・
・・・キムタク持ちじゃなかった・・・。
安堵30%
落胆70%
店を出た私は、
若干胸ヤケしたポテトを胃に感じつつ、
「若さは愚かを凌駕するんだ」
と、自身に説き聞かせていた・・・。
ーーーーーおわりーーーーー
もう、もう眠くなったから
寝るもんね!
サヨナラ、三が日
。゚(゚´Д`゚)゚。
では、おやすみなさい!!
(≧∇≦)
🍔