elle2020’s diary

気まぐれ更新。毎日の生活の中で、実際に言えない事とかこっちで・・・とか考えたりしてます(笑)

キムタク持ち

 

 

マックの新作が出ますね〜(*^^*)

 

 

サムライマックシリーズ、

明日から発売だそうで

楽しみにしておりまふ💕

 

辛いのいこっかな~?

燻製ベーコンのいこっかな~?

 

 

や、ヤヴァイ・・・

寝ようと思ってたのが

楽しみで楽しみで、

もう脳内のアドレナリンが私を眠らせてくれない・・・(;´∀`)

 

 

 

と、いう訳で

 

眠れぬ夜の、妄想ストーリースタート!!

(≧∇≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル : キムタク持ち

〜自由とはそして見栄とは!?〜

 

 

 

 

 

 

「マックの新作、食べに行かない?」

 

唐突に声をかけてきたのは、

同期の里人(りひと)君だ。

彼は情報通で、マクドナルド含めいろんな店舗情報を、誰よりも早く仕入れてくるので、

情報の波に乗れない私には何かとありがたい存在だ。

 

「行きたいです!」

 

…という訳で、

2人でマクドナルドに入店し、

里人君は新作の辛ダブチを、

私は同じく新作の白ダブチを 

それぞれ注文し、

商品を受け取って席に着いた。

 

 

と、

そこで私は、向かいの席の男の子に

目が釘付けになった。

 

 

中学校の制服を着て、バーガーにかぶりついている。

胸の青バッヂは、地元の中学校の2年生なのだろう。

 

 

いや、釘付けになったのは制服じゃない、

その男の子のハンバーガーの持ち方だ。

 

 

人差し指と中指でバンズの外側を押さえ、

残りの指でバーガーの底側を支えている。

 

 

いや〜・・・

 

初めて実行してる人を、生で見た!

 

 

 

『キムタク持ち』ってヤツじゃあないですか!?

 

 

 

私と一緒に見ていた里人君が呟く。

 

「カッコつけてないで、持ちやすいように持って素直に食えばいいんだよ…」 

 

ビクッ(・.・;)

 

 

中学2年生は周りの声に敏感らしく、

里人君の声が聞こえたようだ。

 

 

「い、いいじゃないですか!」

 

お、言い返してきたぞ・・・

 

 

「キムタクが持ってるから、ボクはこの持ち方をしてる訳じゃない!キムタクがこうするずっと前から、ボクはボク流の持ち方をしてる。それが『キムタク持ち』とかぶっちゃったんです」

 

「おお〜そうか。まあ、自由に持てばいいよ」

 

 

 

それからしばらくして、

マクドナルドの就任アンバサダーが、

キムタクから若手ミュージシャンのTake(タケ)に替わった。

 

 

「旨いぜビッグだぜ、マック!」

がマックCMでのTakeのキメ台詞だ。

 

 

 

そんなある日

 

「マック、また新作出たってよ♪」

 

里人君が、またマクドナルドへ誘ってくれた。

 

 

 

 

里人君は新作のてりたまマフィン、

私は同じく新作のてりたまチーズを

それぞれ注文し、

商品を受け取って

この前と同じ席に座った。

 

 

 

すると。

 

 

 

 

「旨いぜビッグだぜ〜ビッグだぜ〜」

 

という独り言を言いながら、

またもや向かいの席で、

あの中2少年がバーガーをパクついているじゃあないか!(´゚д゚`)

 

手はもちろんキムタク持・・・ちじゃない、

フツーに持っとる!!

 

なんやねんコイツ!

・・・・とは私の隣りにいた里人君も思ったようで、

 

 

 

「おおい!めちゃくちゃ流行りに流されてんな!?」

 

 

 

び、ビクッΣ(゚Д゚)

 

 

思春期中二病

やはり里人君の声を聞き取った。

 

 

 

「ボクが先なんです!旨いぜビッグだぜ〜は、ボクが先駆者で、まさかCMでTakeが言い出すとは・・・」

 

 

さすがにキビシイ言い訳に、

里人君はもはや呆れ顔、

中2生は顔を真っ赤にさせた。

 

 

「す、スミマセン!だけどこれから・・・これからのボクを見ていて下さい。キムタク持ちを極める事に集中します。もう2度と流行りに惑わされたりしない・・・約束します!!」

 

そう言うと彼は、

ササッとバーガーを持つ手を『キムタク持ち』に持ち変えた。

 

 

 

 

 

 

・・・それから1週間ほど経っただろうか。

 

新作のてりたまチーズがことのほか美味しかったので、

また味わいたくなって、私はマクドナルドに一人で入店した。

 

「てりたまチーズセット」

 

 

注文していつもの席が空いてるかチェック、

そしてなんともなしに向かいの席もチェック(笑)、、、、

 

 

 

あ、れ??

 

 

 

 

あの男の子がいるじゃあないか。

 

しかも、今回はいつもと違う。

女の子連れだ!!(≧∇≦)

 

 

 

・・・やるな、少年!

 

 

 

そうして視線を少年の手元に落としたら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・キムタク持ちじゃなかった・・・。

 

 

 

 

安堵30%

 

落胆70%

 

 

 

店を出た私は、

若干胸ヤケしたポテトを胃に感じつつ、

 

「若さは愚かを凌駕するんだ」

 

と、自身に説き聞かせていた・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーおわりーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

もう、もう眠くなったから

寝るもんね!

 

 

サヨナラ、三が日

。゚(゚´Д`゚)゚。

 

 

 

では、おやすみなさい!!

(≧∇≦)

 

 

 

 

 

🍔