青汁もとい麦茶時間の寝言
こんばんは~(´д`|||)
1時間半前は、寝てたんですがね❗️
今日じゅうに起きてしまったので、
今日を満喫したいと思う!( ゚д゚)
と、いう訳で
今日は青汁ではなく麦茶を飲みつつの
寝言にお付き合い下されよ(≧∇≦)
8時半に寝て、
10時に目が覚めた女の哀しみを
ショートストーリーとして
アナタ様の心にぶつける事を許して下さい❗️
(寝言デスから😅)
タイトル:ハックルベリーの黄金時代
~恋は突然に~
「もうそのくらいにしたら?今のままでもショーは十分沸くよ」
新技を身につけようと、何度も空中ブランコから放り出されるデイジーを見かねて、
象使いのダッシュは声をかけた。
「アンタに何が分かるの?空中ブランコはハックルベリーの華なのよ!このくらいの技が出来なくて務まると思ってるの?!」
デイジーに激しく反発され、
いつものごとく黙り込むダッシュ。
そんな2人をとりなすように、綱渡りのサムが明るく言う。
「まあまあ、お2人さん。肩のチカラ抜いてこうぜ!今日は団長から何らかの発表があるらしいよ」
「本当か?」
「こんな忙しい時期に、何かしらね」
「え~…諸君!集まったかね?」
団長の話はいつも勿体ぶって始まるのだが、
要は、ハックルベリー大サーカスの団員が数名、名古屋の支部にトレードされるという話だった。
その数名には、ダッシュの名前も入っていた。
「行っちゃったな、ダッシュ・・・」
「サム…。アイツってば、さよならひとつ言わないで・・・」
「私・・・私はただ、新技を・・・」
デイジーは気づいていた。
新技を披露して観客を驚かせたいんじゃない。
ただ、ダッシュに『よくやったな』と褒めてもらいたいが為の特訓だった。
ハックルベリー大サーカスで、デイジーは紅一点の存在だ。
仲間の団員達から熱い眼差しを送られる事も少なくなかったが、
デイジーはいつもダッシュだけを見ていたのだ。
3ヶ月が過ぎた。
暑い夏の朝。
「え~、諸君らに、新しい仲間を紹介する」
団長の朝の挨拶は、いつもと少し違う様子だ。
「名古屋から来た2人だ。ハックルベリーも今夏、ライオンを2頭導入する事になり、獣使いのこの2人が大いに役に立ってくれるだろう」
デイジーは目を疑った。
「ダッシュ・・・!?」
獣使いの男2人のうちの1人は、
前より逞しくなってはいたが、どう見ても3ヶ月前名古屋へ飛ばされたダッシュだった。
「久しぶり、デイジー。象使いのダッシュが、獣使いになって帰って来たよ」
変わらぬ優しい口調に、
デイジーの胸は高鳴った。
が、
もう1人の、外国人風の男が妙に気になる。
「あ、この人は、俺の名古屋での師匠でね。師匠の口添えもあって、俺はハックルベリーに戻ってこれたようなものだよ」
「よろしく、師匠。私、デイジーです」
「よろしく、カワイコちゃん」
「!!?」
師匠の思いがけないナンパな口調に、やや引き気味になるデイジーに、
ダッシュが苦笑いでフォローを入れる。
「ハハハ…師匠は見ての通りイケメンだろ?名古屋では相当モテてたんだよ。」
~ああ、どうしたんだろう私。
寝ても覚めてもダッシュの師匠の顔がアタマをよぎるわ・・・
あの彫りの深い顔立ちに、厚い胸・・・
ダッシュの事が好きなハズなのに、
あの人の事ばかり考えてしまうわ・・・~
【心変わり】・・・
サーカス団で育ったデイジーには、
まだ経験の無い感情だった。
夜は二度三度と明け、夏休み。
ハックルベリー大サーカスの初日がやってきた。
観客席は満員御礼だ。
空中ブランコのデイジーは、新技を次々と決め、ポーズをとってバナナをかじってみせた。
綱渡りのサムも、負けじとバナナをほうばりながらロープの上でステップを踏む。
ライオンに華麗にまたがり、
ダッシュもまたお客からチップを貰う。
「団員にチップ以外は与えないで下さい!お客様、スルメやチョコを投げられては困ります!」
団長が叫ぶ。
団員達の大活躍により、
ショーは大成功のうち幕を閉じた。
~その夜~
積もりに積もった想いを胸に、
師匠の部屋へ向かうデイジーの姿があった。
「待てよ、デイジー」
「ダッシュ・・・!」
宿舎の庭陰に立っていたのは、ダッシュだ。
「この先は、師匠のいる部屋だ。・・・分かってたよ、キミの気持ちは」
「違うのダッシュ」
「デイジー?」
「気持ちじゃなくて・・・上手く言葉にならないけど、師匠に会えばこの想いに何か答えが出そうな気がするの・・・」
「そうか・・・分かったよ。行っちまえ、オテンバ娘!」
ダッシュの懸命な笑顔がデイジーの心に刺さる。
恋は今、友情という名になり、
それはダッシュとデイジーの永遠の絆となるものだった。
「ありがとうダッシュ!大好きよ!!」
ダッシュの後押しを受けたデイジーは、
意を決して師匠の部屋のドアを開けた。
まるでデイジーが来る事が分かっていたかのように、師匠が微笑んで近づいてきた。
「待ってたよ、カワイコちゃん」
月より明るい簡易照明が2人を照らし続ける。
ただでさえ紅いデイジーの顔が、ますます紅くなってゆく・・・。
『ママ~!イケメンゴリラのシャバーニと、サーカスのメス猿が、交尾してた~~~!!』
サーカス後のナイター営業の動物園。
人間の子供の声が響き渡ったのであった・・・
【サカリ】・・・
サーカス団で育ったデイジーは、
上手く言葉に出来ないその想いが、
この言葉ひとつで表せる事を知らなかった・・・。
━━━━ 完 ━━━━
やや、ややややっ!?💦💦💦
なんかヤな感じのお話になってしまいました😓
18禁?
イヤイヤ・・・(笑)
それでは、
日付も変わったので
寝ま~す❗️
おやすみなさい🎵
Zzz Zzz Zzz・・・・・・・・
🦍🐵