怖く楽しい遊びを知りました…
(童謡『ピクニック』より)
♪
ハズレ車券で 行こうよ
涙を拭きつつ
空は澄み 青空
ハズレ車券だよ
賭けよう ほがらに
オッズ気にすりゃ
ランララララ ララララ
ララララ 差しに行く?
イヤ それとも捲るのかい?
波乱含みの 太もも太いよ
今日は 愉快だ
♪
ティップスター
賭けたその日かぁら~
キミの虜にぃ~
ト~リコになりました♪
HA❗️
FU❗️
HO❗️
(≧∇≦)
Read It(Beat It)!(≧∇≦)
こんばんHa❗️(調子高い)
青汁?
もちろん飲んでますよ❗️
黒ニンニク?
もちろん続いてます❗️( ゚∀゚)ノシ
今日も、何かしらショートストーリーを
書いてみたいと思います。
こないだの創作で味を占めちゃって😅
今回は
『スリル』
をテーマに
お届けしたいと思います🎵
I am a Thriller❗️(大風呂敷)笑
タイトル:白昼夢
~めるをパラダイスに連れてって~
~めるちゃん、めるちゃん・・・~
アナタはだあれ?
ブルネットの髪の毛にローズクォーツの肌…
どうして、めるを呼ぶの?
~おいでよ。めるちゃんの髪みたいに漆黒の色をした、テディベアが案内するよ。めるちゃんの頬っぺのように淡いピンク色のドアを開けて、入っておいで~
まあ、真っ黒いテディベアなんて素敵!
ピンクのドアも可愛い!
~めるちゃんの口唇みたいな、真っ赤なストロベリーを食べようか?~
わあ、美味しそう!
~それとも、めるちゃんの真っ白い肌のようなホワイト・バード達と遊ぼうか~
ここにいる小鳥さん達は皆、真っ白なのね・・・白い天使のようね!
~めるちゃん、この家、気に入ってくれた?~
うん、めるの好きなものが沢山あるもの。パラダイスみたい・・・夢みたい・・・!
ドン! ドン! ドン!
あら、ピンクのドアを叩くのは誰かな?
~気をつけてめるちゃん!…外には危険な黒い狼どもが、いっぱい居るんだ・・・決して開けちゃイケナイよ~
でも、呼んでいるよ・・・?
ドン! ドン! ドン!
「ここにいるのは分かってるんだ!被害者を解放して、直ちにここを開けろ!!」
何か言っているよ・・・?
~ああ、やめろ・・・やめてくれ・・・~
『メル・ジャクソンが無事保護された!!』
大ニュースに全米が沸いた。
誘拐犯の家からは、
大量のカラースプレーが見つかった。
犯人(38歳)は役者崩れのニートで、
「アイツの父親が悪いんだ・・・!アイツの父親はネヴァーランドでマコーレーばっかり可愛がって、ボクとはあんまり遊んでくれなかった」
と、供述。
犯人の家を、
被害者メル・ジャクソン(男児♂)は、
「パパのネヴァーランドに比べたら何倍も貧相だった」
と語ったという。
「まあ、でも、どうでもいいよ。もう行かなきゃ。
ママがボクに漂白クリームを塗ってくれる時間なんだ。その後はダンスのレッスンさ。
じゃあね、バハハ~イ」
メルは、生前の父親似の震えるようなボーイソプラノを響かせて、
豪邸へ入って行った。
彼のスーパースターの息子な1日が、
今日も始まる・・・。
━━━━ 完 ━━━━
ええと?w
・・・スミマセンです💦💦
スリル、とか言いながら、
穏やかに終わってしまった😵💧
いや、多少はスリル感あったかな?
あったよ、って言って❗️(;´∀`)
もうお分かりだと思いますが、
これに出てくるメル君は、
あの方の息子…って設定です🎵
も、もちろんフィクションです❗️
ばりばりフィクションですとも❗️((( ;゚Д゚)))
パリスちゃんや
プリンス君に
訴えられたらどうしよ、とか
誇大妄想して怯えている私でしたw
それでは
今夜はこの辺で・・・
また明日🎵
じゃなかった、
また次回~🎵
ラブストーリー?
紫陽花の季節ですね💦💦
連日のこの雨じゃ~、
人間どころか紫陽花も泣きますよ・・・
( ノД`)…
今年、紫陽花祭りに行けずに
溜まったフラストレーションを、
ショートストーリーにぶつけようと思います。。
今回は、ラブストーリーをお届けしたいと思います
ハードル高いな・・・(;´∀`)
ラブストーリーの描写に慣れていないので、
主に台詞中心に
展開させていきたいと思います❗️
・・・いいから書け?
では書きます❗️(笑)
タイトル:世界で一つだけの花
~パクりじゃないよ、いやパクりか~
都内某所のファミレス。
窓越しに降る雨を見ながら会話する、
男子一人、女子二人の姿があった。
ハルカ「一番好きな花は?」
陽一「う~ん、紫色以外のアジサイかな」
アリサ「・・・」
ハルカ「なんで紫色以外?陽一って変わってるね!」
陽一「そうかな?紫色以外のアジサイが、なんかいいんだよね」
アリサ「・・・」
ハルカ「あっもしかして陽一、アジサ(イ)→アリサ、って言いたいんじゃないの~?」
陽一「ち、違うよ~!」
アリサ「・・・陽一って・・・」
陽一・ハルカ「何?」
アリサ「・・・KYだよね」
陽一「ハハハ・・・アリサにはかなわないなぁ」
ハルカ「???」
ハルカ、アリサ、陽一、の仲良し3人トリオは、
小学生の頃からの同級生だった。
質問好きで天真爛漫なハルカ
鋭くクールなアリサ
明るく少し抜けている陽一
…と、それぞれキャラは違えど、
何故か気の合う3人であった。
そんなある日の事だった。
ハルカが道路でダンプカーと接触事故を起こしたのだ。
「ハルカ・・・っ!!」
陽一は、倒れたハルカの元へ駆け寄った。
ハルカ「よ、陽一・・・一番好きな季節は・・・?」
陽一「アジサイの咲く夏だよ!って、そんな事言ってる場合か!今救急車を呼ぶから・・・」
ハルカ「は・・・春(か)って言ってくれると思ったのにな・・・」
陽一「そんな事・・・!いつも言ってるだろ!紫のない紫陽花が好きだって・・・ハルカ!陽花(はるか)・・・っ!!」
陽花(ハルカ)「そゆ事か・・・陽一・・・紫陽花は、太陽が一番好き・・・太、陽一、番・・・」
陽一「何言ってんだ!紫陽花は梅雨に咲くから、太陽より雨が好きなんだよ…!」
陽花(ハルカ)「ハハハ・・・KYだね陽一・・・」
~(ガクッ)~
陽一「ハルカ~~~っ!!!!!」
その場で気を失ったハルカの足下には、
歩道でハルカが踏み潰した、
アリサの仕掛けたミニチュアダンプカー、
そしてこのバカップルの茶番劇を、
数十人の人だかりが
半径1mほどの間隔を空けて見つめていた。
「バカッポーがいるわ・・・」
「バカッポーだよな・・・」
沿道には、紫色の紫陽花が
キラキラと輝いていた。
アリサ「まっ、こうでもしなきゃこの2人、アジサイから先に進展しないでしょ。ったく、焦れったいったらないわ・・・(*'-^*)☆」
━━━━ 完 ━━━━
・・・分かっています
創った本人が一番恥ずかしがってますww
アリサの立場は?
という意見もあるかと思いますが、
アリサは物語の引き立て役という事で・・・
彼女にも素敵な彼氏がいるのです❗️ww
アナタは誰に感情移入しましたか?
ハルカ?
ヒロイン気質ですね~
陽一?
思ってる事を上手く口に出来ない、
誤解されまくりのドMですね
アリサ?
もうちょい物事の中心に寄りましょうか?
アナタは思ってる以上に必要とされてますよ!
・・・って、
何故かキャラ診断になってしまった(笑)
え?
誰にも感情移入しなかったですと?
くっ
それがしの力不足でござる❗️
。・゜・(ノД`)・゜・。
ではでは
夜ですが1日はこれから❗️
これを読んだ方の、
心だかどっかに刺さった棘の痛みが
和らぎますように。。。
という願いを込めて
僭越ながらショートストーリー、
お送り致しました~🎵
心で求める・・・
ハッ
起きちゃった・・・!Σ( ̄□ ̄;)
脳「いつものアレをご所望ですか~身体様~!?」
身体「あら、私に訊くなんて筋違いだわ!アレは、この身体の主が心から、心から求めるのよ。心に訊きなさいな」
脳「こ、心様~!!」
心「うむ。」
脳「うむ、とは…?」
心「言わずもがな!!」
脳「ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ・・・ッ」
・・・かくして、私は
今夜も青汁時間を過ごすのである・・・
それにしても、心から求めるとか、
もはや青汁中毒みたいで笑う( ´∀`)
コーヒーにしろ
青汁にしろ
飲み出したら中毒になるまでとことん飲む私…
((((;゜Д゜)))
表の声:「ちょっと危ないサガのようだから、自覚して気をつけないと」
裏の声:「中毒がナンボのもんじゃい❗️わしゃ飲む❗️わしゃ~飲むで~❗️❗️」
青汁を飲んでいる最中の今、
裏の声が脳の90%を占めている現状😓
だって
青汁を飲んでる時ってこんなにも愉快(*´∀`)
どこからでもアイキャンフライ出来そうな気分になるし
青汁が青じゃなく緑色だって事も
大目に見てあげて下さい、って訴状を書きたくなるし
明日(時間的には今日)は、うんと素晴らしい日になる気がする・・・
こんなに素晴らしい作用をもたらしてくれる
青汁の、
中毒の何がいけないの??
まあ、
寝て少しでも休んでおくべき時間帯に、
目をランランと輝かせて
青汁について語られても、
何の説得力も無いか・・・(;´∀`)
こんな想像はしたくないけど
もしも❗️
もしも青汁がなかったら、
私は一体どうなってしまうんだろう??
・・・フッ
フフフッ
フフフの・・・溜めて溜めてフッ❗️(`∀´)
青汁なんて
別に美味しくもない
なけりゃ~飲まないまでよ❗️
いつも冷蔵庫に鎮座してるから、
つい手に取ってしまうだけの事❗️❗️
そこに青汁があるから悪いのだよ…
フッ
フハハハハハハハハッ❗️
(上位目線の笑い)
・・・セキニンテンカ・・・?
ナンデスノン?
ソノ不思議ナ響キノ
謎ナ言葉ハ?
(; ̄Д ̄)?
青汁時間は続くよどこまでも(;´∀`)
((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ・・(←青汁に酔った)
🥒🥦🥬 in 🥤
黒い救世主
最近、朝がツラい。
なかなか起きられないのです
。・゜・(ノД`)・゜・。
しか~し❗️
まだだ!
まだ私の希望の朝はこれからなのだよ!!
・・・え?
何をイキがってるのか?
なんの根拠があり強気でいるのか?
・・・根拠ならあるのです🎵
これは、最近元気がない私の為に、
父上が買ってきてくれた、
チューリップの球根🌷
これをね、
庭にね、
植えて成長を楽しみに・・・
ジャナイ❗️❗️(≧∇≦)
これはチューリップの球根ではなくて、
✴️✴️✴️黒にんにく✴️✴️✴️
と、いうモノなのですよ🎵\(^^)/
滋養強壮に効く、
非常にスグレモのの食品で、
皮を剥いてそのまま食べられるんです💕
今まで様々なサプリメントを試しては
商品の欠点
または
私の根気の無さから
心折れ
続かなかった事山のごとし❗️
黒にんにくちゃん
アナタは違うよね?
だってその色、その香り・・・
こう言っちゃなんだけど
オシャレ感をかなぐり捨ててる感が
即効性だけに賭けてる感が
もう今までのサプリを凌駕してるもん
これで効かなかったら
アナタはただ臭うだけの球根であると・・・
ぅおっと~Σ(゜Д゜)
お願いが、ついディスりに
成り代わってしまった(笑)
ちなみに、味は
甘酸っぱくて、
効くとしか思えない深く濃い味がします🎵
食べ始めて2日目に
熱出たけど、
黒にんにくちゃんが効く為の
前夜祭❗️
みたいなものだろう、多分きっと・・・
そして
これを食べ続けて、たとえ効かなくても
ひとつだけ❗️
言えるコトがある。。。
それは・・・
私と濃厚接触して平気な人は、
バンパイア🦹じゃない、
と証明されるという事❗️
すご~いネ❗️
なんて役に立つんでしょう、
黒にんにくちゃんてば(///∇///)
・・・・・
・・・『続かない』に2万円❗️❗️
(≧∇≦)
禁断の果実飲料
こ、こんばんは~・・・
起きたので、
青汁を求めてキッチン徘徊・・・
よしよし🎵
・・・ナヌッ!?
↑こんなんもあった🤗
さて、問題❗️
私は今、上記のドリンクの、
どちらを飲んでいるでしょう?
ヒントは、「あ」が付くドリンクですよ…
フフフ
せっかく頭が覚醒してるから、
今宵もショートストーリーをひとつ・・・
読んで下せい❗️(≧∇≦)
あ、ひと言言っておきますが
昔話『金の斧・銀の斧』のパクりです(笑)
タイトル:泉の沼
~『金の斧・銀の斧物語』覚醒前夜~
「おおぅ!やっちまった~」
この山に住む兵吉(ひょうきち)爺さんは、
泉に缶ビールが沈んで行くのを
茫然と見つめた。
「せっかく、芝刈り終わりにこの泉で飲もうと思って持ってきたのに・・・」
いくら見つめたところで、
落とした缶ビールが帰って来る筈はない。
「今日はツイてないなぁ。仕方ない、帰るか」
そう言って踵を返した途端。
ゴオオオオオオォォー!!
という地響きと共に、
泉から現れたのは・・・
「だ、誰じゃ、お前さんは!?」
『わらわはこの泉の女神。そなたが今落としたのは、この缶ビールかえ?それとも、飲めば即効頭痛も肩痛も腰痛も取れる、幻の若返りエナジードリンクかえ?』
「いやあの、缶ビール」
『・・・くっ!正直な爺さんだ。気に入ったぞえ。そなたには、落とした缶ビールと一緒に、エナジードリンク、ついでに若返り必至のスッポンエキスを差し上げようぞ』
なんかよく分かんないけど
得したな、
と思いながら兵吉はドリンク3本抱えて帰路についた。
兵吉が家に入ろうとすると、
隣の家のご婦人が、尋ねてきた。
「あらお爺さん、その手に抱えてるのは何?たしか、朝にはそんな物持ってなかったけど…?」
兵吉は、泉で遭遇した出来事を、
すべて婦人に話して聞かせた。
婦人の目が、キラリと光った。
次の日の朝。
兵吉の隣家族の、
一家総出で泉へと向かう姿があった。
「落としたモノより、ワンランク上のモノが貰えるらしいわよ」
「千穂はボジョレー・ヌーボーかい?パパは、高級葉巻を持ってきたぞ!」
「ママは?・・・ママ!!正気なの?」
「ええ、正気よ。ママは宝石を入れてあるジュエリーボックスよ!!」
「き、気合いが入ってるんだな・・・」
「この泉か・・・?」
「ここね・・・」
3人は、泉の淵へ立った。
「せ~の、で放り込むわよ!せ~のっ・・・!」
ボチャン!!!
・・・・・・・
どうした訳か?
女神は現れなかった。
納得いかない一家は、
詐欺容疑で兵吉を訴えたが、
法廷では、誰も泉に女神が棲むなんて
信じちゃくれなかった・・・
「奥さ~ん、ジュエリーボックスを泉に落とすなんざぁ、思いきったね~・・・。あの泉は、『泉の沼』と呼ばれる程、入ったら抜け出せない深さの沼なんだがねぇ」(検察官・談)
一家は泣き寝入りするしかなかった。。。
~泉の底~
『今日は豊作よ!宝石ジャラジャラよ~!』
『ママ、もういい加減詐欺めいた事やめたら?』
『何を言うの!アナタが女神学校に入学する為に、ママが日々どんなに苦労してるか…』
『エナジードリンクなんて言って、ただの泉の蒸留水なんでしょ?・・・スッポンエキスは、ママが調理した泉の亀の生き血だし・・・』
『シッ!誰かに聴かれたらヤバいでしょ!』
なんだかんだで、
女神の娘は『女神学校』へ入学、
そして首席で卒業した。
・・・いい女神になるんだから・・・
女神である母親・サギシヨーネを反面教師として育った娘は、
洗礼を受けサギアカーンヨネと改名。
その後、母の後を継いで
泉の主となり・・・
物語『金の斧・銀の斧』へと続く・・・。
━━━━ 完 ━━━━
あらまた長々とゴメンなさい❗️
朝には書いた本人にさえ忘れられている
ショートストーリーなのでしたw
ちなみに、
冒頭の問題の答えは・・・
あ・ま~いフルーツジュース🍹
が、正解です⭕️
簡単過ぎたか❗️❔
チッ、ジュースのくせに、
読者に存在感チラ見せしてんじゃねぇ!
ストローで
吸い尽くしてやる❗️
新入りのクセにっ・・・
このっ!このっ!
・・・と、いう訳で
甘いのをやっつけて(*´∀`)
わらわは再び眠りに就くのだ❗️
ど~しよっ
こんなテンションで
寝れるワケない💀
眠気が来るまで
黒魔術でもしていよう🎵
そうして、明け方
ロウソク握りしめて
目の下にクマを作って目覚めるのです❤️
まあ、いつもの事よ❗️
それでは。
オンマカビソワカ、
またねっ🎵🎵🎵
Å∬∀ゐヰヱΓ∬∂
Å∬∀ゐヰヱΓ∬∂・・・
👿👿👿
青汁時間~part2~
おこんばんは🌃
またもや青汁時間を過ごしてます💦💦
せっかくの夜更けの覚醒時間、
このまま青汁を飲んで寝ちゃうのは
もったいない?ので(笑)、
今日はショートストーリーをお届けします🎵
個人的な見解ですが
ヘレン・ケラーが『water』の次に覚えた言葉は、『青汁』なんじゃないか、
という仮説での物語です。。。
タイトル:青汁
~サリヴァンの熱意に少女は何を学んだか~
「water!water!」
『そうよヘレン!waterよ!』
今日も『water』以上の進展は無かったわね…
と思いつつ、
サリヴァンはヘレンとお茶の時間をする事にした。
『ハイ、ヘレン。今日のドリンクは緑効青汁よ。』
「・・・・・」
『あ~お~じ~る、よ』
手話でヘレンの手の平に、『あおじる』と書いてやった。
すると!
「うぉ~…あうぉ~じる・・・?」
ヘレンが反応したのだ!
『そうよ!ヘレン!!青汁よ!!』
サリヴァンは夢中でヘレンの手に『青汁』と示した。
進歩していた!
ヘレンは確実に進歩していたのだ!
効果は突如として表れるものだ。
「あうぉ~じる・・・」
その晩、ヘレンが寝た後、
サリヴァンは今日の快挙をヘレンの両親に伝えていた。
そこへ・・・、
「あほじる、あほ~じる・・・」
ヘレンがまだ覚えたての言葉を発しながら、
両親とサリヴァンの部屋へと入ってきた。
『奥様、ヘレンはよほど青汁が気に入ったようですね』
「まあヘレンが…私のヘレンが……」
『ちょっとまだ、発音がおぼつかないようですが、私ならきっと直させてみせますわ』
「それは頼もしい事。ありがとうサリヴァン先生」
いい事は長くは続かないようで、
明くる日の健康診断。
医師がサリヴァンに、ヘレンのある病状を告げた。
「サリヴァン・・・ヘレンは青汁中毒に罹っておる。もはや重症だ。しかし、光明はある。ヘレンの『あほじる』を『あおじる』にキミなら直せる」
その日から猛特訓が始まった。
「あほじ・・・」
『あ・お・じ・る、よ!ホラもう一回ヘレン』
「あ、あほじる」
『あおじる!あ~お~じ~る』
「あ、あほ~・・・」
『誰がアホやねん!』
こんな調子で、訓練はなかなか進まなかった。
しかし、
天は二人を見捨ててはいなかったのである。
ある日の朝。
ブレックファーストを摂るヘレンが、
紅茶を飲みながら、
「あ~るぐれい」
と、確かな口調で言ったのだ!
『へ、ヘレン…今何て・・・?』
「あ~るぐれい」
ヘレンは青汁中毒から立ち直り、
新たなる嗜好品、「アールグレイティー」に目覚めたのだった。
・・・この子を紅茶マイスターにしてみせる・・・
サリヴァンの野望が、再び沸々と燃え出した。
物事というものは、
進展する時はするもので、
そこからのヘレンは成長著しかった。
『ヘレン、この紅茶は?』
「(ゴクン)あっさむ」
『そう!…じゃあ、これは?』
「(ゴクゴクッ)だーじりん」
『そうよ!すごいわヘレン。じゃ、これは?』
「(ゴクッ)あ~るぐれい」
サリヴァンの野望は燃え上がった。
~これは、学会に発表する価値があるわ~
(1ヶ月後、学会の発表会にて)
ヘレンは緊張していた。
サリヴァンは、そんなヘレンとは逆に意気揚々とし、これから起こるであろう観客からの驚きと称賛の声を、頭に思い描いていた。
そして・・・
いざ二人の出番がやってきた・・・!
総勢約3000人の観客の前で、
サリヴァンはヘレンの症状を説明し、
努力の経過を
嬉々として発表した。
そして、感極まった表情でアールグレイティーをヘレンに差し出した。
『さあヘレン!この紅茶は何?』
(ゴクン・・・ッ)
「あ・・・」
щ(゚д゚щ)カモーン←(サリヴァン)
「・・・あほじる」
━━━ 完 ━━━
長々とスミマセン💦
では、青汁も飲み終わった事だし、
もうひと眠りするか❗️
おやすみなさい~・・・💤💤💤